【日本との違い】フィンランドのスーパーでの買い物方法【野菜・果物編】
物価が高いと言われるフィンランドですが、外食は特に高いです。
ですがスーパーで売っている食材を見ると果物やチーズなどむしろ日本より安いものも結構あります。
在住者はもちろん旅行や短期滞在の方も、スーパーでの買い物方法を知っていれば食費をかなり抑えることが出来ます。
フィンランドのスーパーは少し日本とシステムが違うのでその部分を今回紹介したいと思います。
日本と多少違うところはありますが全然複雑ではないです。むしろ慣れてしまうと割と便利です。
ただ生活を始めた頃は言葉も分からなかったのでレジで話かけられて返答したりが億劫でした。
だいたい英語でもわかってくれますし、フィンランド語でもほぼ同じことしか言われないので簡単です(後述)
野菜・果物を自分で量る
日本のスーパーと大きく違うのが野菜、フルーツは量り売りが基本ということです。
例えばこちらのリンゴの場合は1kgで1.39ユーロなので
ほしい分だけ袋に詰め込み
値札の番号を確認。この場合は四角く囲ってある125という数字を覚える
このような機械に乗せて
値札に書いてあった125という数字を押すと
重さから値段を計算して機械の何処かから品名・値段・バーコードが印刷されたステッカーを吐き出してくれます
あとはそのステッカーをリンゴの袋に貼るだけです。
袋を使わない場合このように野菜や果物に直接貼ることもできます。
野菜やフルーツは必ず量り売りという訳ではなく、このようにパッキングされて値段が既に付けられてるものもあります。
見分けるポイントは値札に量り売り用の数字が無いところです。
商品が密集してるエリアではどの値札がどの商品のものかわからなくなってしまうので、慣れないうちは買いたい野菜のフィンランドでの名称を調べておくのがおすすめです。
野菜・フルーツ以外のもの
その他多くの商品は日本と同じ様に買い物できますが
対面式の鮮魚・精肉コーナーではカウンター越しに「あの肉が〜g欲しいです」みたいに会話をするので少し難易度が高いです。いつか別記事で鮮魚コーナーについても紹介したいです。
パッキング済みの肉や魚も普通にあるので会話しなくても買えます。
その他にチョコやキャンディ、お惣菜(サラダや調理済みの肉)なども量り売りコーナーがありますが
私はチョコはパッケージ入りのを買うし、お惣菜も買ったことがないので実は試していません。これも試すことがあれば追記します。
レジで会計
レジもあまり日本では見かけないシステムかもしれません。海外に行ったことある人なら混乱しないと思いますが・・・いや、初めて見る人でもおそらくそんなに混乱しないと思います。
商品をレジのベルトの上に並べて会計するだけです。
重い物、丈夫な物を先に置くと何も考えずにバッグに詰め込めます。
レジ袋は有料のことが多いです。買いたい場合は台の足元あたりから取って商品と一緒に並べます。
商品を並べたら台の奥にある名称不明のバーを取って自分の商品の後ろに置きます。
このバーを置くことで次のお客さんとの間を区切ることができます。
会計が自分の番になったら店員とのやり取りはテンプレートにできるほど簡単です。
店)Moi モイ / Terve テルヴェ / Hei ヘイ(こんにちは)!
私)Moi!
店)〜ユーロです
私)Joo ヨー
店)Otatko kuitti?* オタトコ クイッティ(レシートいる?)
私)Joo / Ei kiitos (いらないです)
※Tarvitko kuitti?とかバリエーションはあるけど「kuitti クイッティ」って部分が聞き取れればレシートのことだとわかる。
ってほぼお決まりのやりとりです。
最後に"moi moi"(じゃあね)とか"hyvää päivänjatkoa"(良い日を) って言ってくれるときもあります。
そういう時には"moimoi"とか"samoin"(あなたも)と返せたら無難です。
1度だけ量り売りのバーコードを付け忘れて
店)「この野菜の番号12番だから量ってきて」
私)「あいよ」
ってやりとりがありましたが、そういうミスをしなければややこしい会話はないです。
会計が終わったらベルトから流れてきた商品をバッグに詰め込んでいくだけです。
余裕があれば店員さんがバーコード通した商品を随時バッグに入れていっても問題ありません。
そんな感じで買い物方法の紹介【野菜・果物編】は終わりです。